オクラの上手な育て方

野菜の育て方
分類アオイ科トロロアオイ属
原産地東北アフリカ
日照強光を好む高温性作物
低温は苦手で立ち枯れ病になりやすい
土壌の状態弱酸性~中性
水はけを良くする
乾燥に弱いので、まめに水やりをする
肥料切れになりやすいので元肥をしっかり入れ、水やりでは液肥を与える
発芽適温25~30度
15度以下にならないように管理
生育適温20~30度
15度以下にならないように管理
種子の性質嫌光性種子。暗所で1cmくらいの深さにまく
芽出しをしてから植え付ければ確実
通気性、通水性の良い用土を使う
発芽後はすぐに日当たりの良い場所に移す
湿度過湿は苦手なので水のやりすぎに注意
ポットへの播種時期定植の30日以上前
寒さに弱いので温度管理をしっかり
直播の場合は最低気温が15度以上になってから
定植時期最低気温が15度以上になったらOK
定植準備定植の2週間前に苦土石灰入れる
定植の1週間前に元肥をたっぷり入れる
保温と雑草防止のため黒マルチをかける
花芽分化高温、長日、高日照により花芽分化が促進
低温に当たると花芽分化が早まる種子春化型が起き、とう立ちにつながる
追肥のタイミング最初の開花から開始。2週間ごとに
脇芽かき、摘葉収穫節から2枚の葉を残して下の葉を摘除
2,3株を寄せ植えしているときは脇芽をかく
1株立ちであれば脇芽も育てる
生育不良根こぶ病などの連作障害が出やすい

アザミウマの土着天敵である、ヒメハナカメムシの天敵温存植物としての役割もしてくれる、有機栽培にはとても心強い野菜です。

低温に弱いので5月のGW明けくらいに畑に定植しようとすると、まだ夜中の冷え込みが強い3月末ごろにポットに播種するので、ヒーターを使ったり夜中は屋内に入れて苗を寒さに当てないように注意して育てる必要があります。

近年の猛暑で夏野菜の生育障害がニュースになったりもしますが、オクラは暑さが大好きなので、これからますます重宝される夏野菜になりそうです。

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