キャベツの上手な育て方

野菜の育て方
分類アブラナ科アブラナ属
原産地地中海沿岸地域
日照日なた
土壌の状態弱酸性~中性
過湿で根腐れしやすいので、保水性、排水性の高い土が良い
乾燥に弱い
発芽適温15~30度
生育適温5~25度
暑さに弱く、冷涼を好む
種子の性質好光性種子
播種時は浅く覆土する。5mm程度
播種時期春まき、夏まき、秋まき
移植に強いので、ポットまきが一般的
秋まきは春にトウ立ちしやすいので晩抽性品種を選ぶ
苗づくりこまめに水やりをし、日中の強い日差しを日よけで防ぎ、日当たりの良い場所で育てる
定植時期セルトレーで本葉3,4枚、ポリ鉢で本葉5,6枚
定植準備夏まきの場合、前作に夏野菜を栽培していればその残肥で十分
花芽分化緑植物分化型
長日植物
追肥のタイミング1回目は植え付けから2週間後
2回目は1回目の追肥から2週間後
生育不良肥料が十分でないと結球しない
30度以上の高温で生育が止まる

春まき、夏まき、秋まきが可能な野菜です。夏(7月ごろ)に種をまき、晩秋から冬(10月~1月)にかけて収穫するのが一番育てやすいと言われています。夏の暑い時期に種をまいて育苗するのは温度管理が難しいので、9月中旬にホームセンターなどでポット苗を購入し、畑に定植するのが簡単です。

春まきは2月ごろに種をまき、初夏(6月~7月)に収穫します。まだ寒い時期に播種するので、ヒーターなどを使い温度管理をしっかりしながら苗を育てます。定植後は、モンシロチョウが卵を産み付けないよう、しっかり防虫ネットをかけてイモ虫の食害から守ります。私は防虫ネットが風でめくれてしまい、1週間ほどでモンシロチョウの幼虫に全滅させられたことがあります。

秋まきは10月~11月に種をまき、冬越しをして5月ごろに収穫します。キャベツの花芽分化のタイプは緑植物分化型なので、ある程度株が生長し冬の低温にさらされるとトウ立ちしてしまいます。トウ立ちを防ぐには、トウ立ちしにくい晩抽性品種を選んだり、ビニールトンネルをかけて低温にさらされないようにします。

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