ハクサイの上手な育て方

野菜の育て方
分類アブラナ科アブラナ属
原産地北・東ヨーロッパからトルコ高原
日照日当たりを好む
日照不足だと光合成不十分で結球しない
土壌酸度6.0~6.5
発芽適温20~25度
発芽は4~35度で可能
生育適温20度前後
23度以上になると病害が多く発生
結球適温15~16度
4度以下では生育・結球が停止
結球適温に達するまでに外葉を育てる
種子の性質好光性種子
湿度水はけの良い土を好む
ポットへの蒔き方3,4粒播種し、間引いていく
定植時期本葉が4,5枚になったら定植
定植準備定植の2週間前に苦土石灰
定植の1週間前に溝施肥
花芽分化種子春化型
低温で花芽分化し葉数の増加が止まる
追肥のタイミング定植から2週間後
結球が始まったとき
結球中期
収穫のタイミング頭を押さえてみて固く締まってたら
生育不良窒素過剰によるゴマ症(葉に斑点)
カルシウム不足による芯腐れ病
ホウ素不足による成長点部の褐変

播種が早すぎると高温による病害が発生し、播種が遅すぎると花芽分化により結球しないため、播種のタイミングが難しい野菜です。今年は10月になっても気温が高く、タイミングの難しさが増しています。ミニハクサイなど、播種から結球までの期間が短いものであれば、10月に播種しても結球する可能性が高いので、おすすめです。

ポットで育苗せずに直接畑に播種すると害虫被害のリスクが増えますが、ハクサイは根をまっすぐ地中深くに伸ばす野菜なので、直播のほうが立派なハクサイが育つという意見もあります。

家庭菜園では、小さい面積で多種栽培をするので、畑にはまだ収穫できる夏野菜が残っている場合もあるでしょう。

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