原産地 | インド北西部ヒマラヤ南山麓 |
分類 | ウリ科キュウリ属 |
発芽地温 | 25~30度 |
生育適温 | 20~25度 |
日照 | 日なた |
土壌酸度 | 弱酸性~中性 |
湿度 | 70~80%を好む 過湿は病害の原因となる 乾燥は曲がり果や尻細りの原因となる |
土壌 | 水はけと通気性の良い土壌を好む |
ポットへの種まき | 9cmポットへ深さ1cmに播種 発芽まで25~30度に保つ 発芽後は風通しを良くして温度を下げる |
定植時期 | 本葉3~4枚になったら定植 晩霜の心配がなく最低気温が10度以上になったら |
定植準備 | 元肥は窒素、リン酸、カリをバランスよく 元肥が多すぎると果実が短い尻細り果に |
花芽分化 | 短日・低温条件で雌花が増え、長日・高温条件で雄花が増える 育苗時に低温に当て、短日処理すると雌花が多くなる 窒素過多、水分過多で雄花が増える |
追肥のタイミング | 1回目の果実が付き始めたころから2週間おき 肥料を少しずつこまめに与える |
脇芽の処理 | 親づるの根元から5,6節目までの子づるは摘む 子づるに本葉が2枚ついたら、その先はカット 古い葉は茶色くなったらカット |
生育不良 | 肥料不足だと葉の色があせる、実が曲がる 肥料過多だとつるボケする、雄花が増える |
キュウリはとても収穫量の多い野菜です。上手に育てれば、1日に2,3本のペースで収穫できます。家族で食べるだけなら、一株で十分です。
4月下旬にポット苗を定植すると、5月下旬から7月下旬まで収穫できます。一株目を定植後、6月下旬ごろに二株目を定植すれば、一株目が生り疲れし始めたころに、二株目が生り始めるので、夏の間ずっとキュウリを収穫できます。キュウリのツルの先の3節ほどを剪定し、生長点に近い部分の葉を2,3枚残し、花を取ってペットボトルに挿しておくと、1週間くらいで発根します。さらに2週間ほど十分に発根させ、畑に定植すれば、苗を買わなくても続けてキュウリを収穫できます。