分類 | ナス科トマト属 |
原産地 | 南アメリカ・アンデス山脈高地 |
日照 | 強い光を好む |
土壌酸度 | 中酸性~中性 |
発芽適温 | 20~30度 |
生育適温 | 20~30度 |
種子の性質 | 嫌光性種子 |
湿度 | 多湿を嫌う |
温度差 | 比較的冷涼で昼夜の温度差が大きいほうが良い |
ポットへの種まき時期 | 定植の2か月前に12cmポットに播種 播種から発芽までは日中28度、夜間20~22度に保つ |
定植時期 | 霜に弱いので、路地への定植は早くても晩霜の恐れがなくなってから |
定植準備 | 定植の2週間前に苦土石灰、定植の1週間前に堆肥 |
花芽分化 | 本葉が3枚展開するごとに主茎の生長点が花芽となる 栄養生長と生殖生長を周期的に繰り返す |
追肥のタイミング | 1つ目の花が結実したとき |
脇芽かき | 1段目より下の脇芽はすべてかく 大玉は本枝と側枝の2本仕立て 中玉は4本仕立て 小玉は8本仕立て |
生育不良 | 窒素が多すぎると茎葉だけが繁茂し、花が咲いても結実しない カルシウムが不足すると尻ぐされ病が出る 乾燥した状態から急に多く水を吸うと実が裂果する |
トマトが乾燥に強いのは、根を張る力がとても強いからです。この力を利用して、苗を定植するときに、畝に斜めに抵触し、茎を20cmほど土に埋めるという方法があります。こうすると、土に埋めた部分から根が生えて、より多くの養分や水分を土中から吸収できるようになります。また、脇芽を土に刺すと根が生えて、トマトの苗を増やすことができます。
定植し苗が小さいうちは、脇芽をすぐに取らず20cmくらい伸ばしてからとると、根張りがよくなります。脇芽のほうが花がつきやすいので、第一花房より上の脇芽を残して育てます。トマトの実が小さいほど脇芽に花をつける傾向が強まるので、大玉は1本、中玉は3本、小玉は7本の脇芽を残します。