ホームセンターで購入したホームタマネギを定植しました。こちらの投稿で、タマネギは種から育苗して育てたほうがコスパが良い、という話をしましたが、家庭菜園なのでいろいろ試してみるのが楽しいと思います。
ホームタマネギは、セット球と呼ばれる小玉のタマネギです。3月に播種し、5月に小玉を堀りあげ、夏場は貯蔵し、8月に定植することで、年内に収穫するという栽培過程で使用されます。5月に掘り上げて乾燥させるので、ホームタマネギが市場に出回るのは夏になります。
ホームタマネギを使うメリットは、育てやすさと収穫までの期間の短さです。種から育てようとすると、9月に播種、11月に定植、越冬して春に収穫という、長期間の栽培と越冬管理が必要となります。ホームタマネギであれば、9月に定植、12月に収穫となり、越冬管理も必要なく、比較的短期間で収穫が可能です。
タマネギの根は下に伸び、葉も上に伸びるので、植え付けの株間は20cm程度で十分です。植え付けは、セット球の半分くらいが土に埋まるようにします。タマネギは腐りやすいので、水はけの良い土に植え、水やりは土が乾いたら行うようにします。
下の写真は、植え付けから1週間程度経過した様子です。とてもしっかりした葉がでるので、とても育てやすそうです。

余談ですが、セット球を播種してから3日後くらいに様子を見に行ったところ、セット球が何ものかにほじくり返されて、畝間に転がっていました。カラスかなにかが食べようとして、結局食べられず畝間に放置したのかもしれません。播種後は不織布をかけるなど、対策をするのがよいと思います。


