人参の種をまきました。
人参は、播種から発芽までの管理がとても難しい野菜です。播種から発芽までの間に乾燥してしまうと発芽がうまくいきません。いっぽう、好光性種子なので浅く覆土する必要がありますが、浅く覆土すると乾燥しやすいので、乾燥させないようにこまめに水やりをする必要があります。地温が20度以下になると生育適温となり根の肥大が始まりますが、肥大期までには50日ほどかかるので、肥大期になるころにある程度葉を生長させようとすると、まだ暑くて雨の少ない8月中旬ごろに播種する必要があります。いっぽう、35度以上では発芽しないので、最近の地球温暖化の影響を考えると、少なくともお盆後に蒔いたほうが良いように思います。
上の画像では、浅く溝を掘って1cm間隔で播種したあと薄く覆土し、さらにもみ殻をかぶせて水をやり、うえから掌で土を押さえました。さらに乾燥を防ぐため、グラスファイバーポールでトンネルの支柱を作り、遮光ネットでトンネルを作りました。これまでの経験を踏まえて対策したので、うまく芽がでますように。